京王高幡ショッピングセンター 3F
当院では、日帰り白内障手術を行っております。
わずらわしい入院の必要がなく、速やかに日常生活に戻ることができ、入院にかかる費用負担もありません。
手術は短時間で終了します。術中、術後とも痛みはほとんどありません。
手術後は、院内で休んでいただき、問題がなければ帰宅することができます。
目の状態は患者様ごとに異なりますので、詳しくは医師にご相談下さい。
初期段階においては、ある程度、白内障の進行を抑制することは可能ですが
あくまで対症療法であり、白内障の症状を改善したり、視力を回復させることはできません。
白内障が進行し、低下した視力を改善するには手術を検討いたします。
当院では、患者様の生活スタイルや趣味なども考慮し、目の状態などから総合的に判断し、最適な治療方針、手術時期をご提案させていただきます。
眼内レンズは、白内障手術の際に吸い出した水晶体の代わりとなる人工水晶体です。
全長は約13mm程度で、柔らかいアクリル樹脂などでできているので、折りたたんだ状態で小さな切開から挿入することができます。
眼内レンズは眼の中でも安定する材質で作られ、永久に保存されます。
白内障の手術に使う眼内レンズには、大きく分けて「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ」の2種類があります。白内障手術では、一般的に単焦点眼内レンズを使用します。単焦点眼内レンズは、健康保険適用の眼内レンズです。ピントが合う距離が1点なので、ピントが合う距離以外を見る場合は、眼鏡をかける必要があります。
当日は次のような手順で行い、短時間でスムーズに終了しますので、安心して手術をお受けいただけます。
黒目(角膜)と白目(強膜)の境目あたりに幅3mm弱の創を作成します。
作業を安全に行うために、眼内をジェル状の物質で満たします。
「水晶体嚢」と呼ばれる、水晶体を覆っている袋の前面を剥がし、作業用の窓をつくります。
作業用の窓から超音波装置を挿入し、水晶体を細かく砕き吸引します。
もともとの水晶体の袋の中に、眼内レンズ(人工水晶体)を挿入します。
作業終了後は、注入していた眼粘弾剤を除去し、その代わりに水を満たして、創口を閉鎖したら手術終了です。
個人差はありますが難症例を除き10分~15分程度で終了します。
術後はしばらく院内で安静にしていただき、診察をして問題がなければ、術後点眼等の説明後、お会計の上ご帰宅いただきます。
ご自宅に帰られても、目は見えますので生活に大きな支障はありません。
ただし、手術前後の生活における注意事項などは患者様の症状により異なりますので
医師、スタッフより直接詳細にご説明いたします。
術後1週間は短い間隔で診察があります。その後も定期的に診察が必要となります。
手術前後の診察時には、基本的に瞳を広げて(散瞳)診察を行います。
散瞳や、眼帯をしている状態では視野が狭くなり、遠近感が取りづらくなります。
また、手術後もしばらく見え方が安定しない場合があります。
このような状態でのお車の運転は非常に危険ですので、お車での来院はお控え下さい。
単焦点眼内レンズ及び乱視度数加入付き眼内レンズ(トーリックレンズ)については、通常の健康保険の適応範囲です。
眼内レンズの種類にもよりますので、詳細は医師・スタッフにお尋ねください。
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